備える / 歩くときの履物と雨具
浸水した道を歩くとき。履物・水深・マンホール・雨具を、公的資料で整理
政府広報オンラインは、水が入ると歩きにくい長靴より、ひもで足元を固定できる運動靴やトレッキングシューズをすすめています。水深の目安と、歩き方を整理しました。
先に答え
- 避難は、浸水が始まる前に行うのが基本。足首に水が来る前に避難して、膝を超えたら危険と考える(政府広報オンライン)
- 履物は、水が入ると歩行困難な長靴より、ひもで足元を固定できる運動靴やトレッキングシューズをすすめている(政府広報オンライン。「こどもを連れた避難」の項)
- 冠水した道は、水深が浅くても、ふたの外れたマンホールや側溝などが見えなくなる(政府広報オンライン、国土交通省)
- 雨具を着込み、荷物は背負うものだけにして、両手の自由を確保する(政府広報オンライン)
- 冠水の前でも、自動車では避難しない(政府広報オンライン、国土交通省)
政府広報オンライン「防災特集 ACTION02 発災時の行動」(2026年2月9日掲載)と、国土交通省 河川局「避難時に注意すること」(2010年8月)にもとづいています。
水深の目安
| 水深 | 政府広報オンラインの記載 |
|---|---|
| 足首 | 足首に水が来る前に避難する |
| 20cm | こどもは、外開きのドアを開けられない |
| 膝を超える | 危険と考える |
| 50cm以上 | 女性は歩行困難 |
| 70cm以上 | 男性は歩行困難 |
| 80cm | 歩行による移動は危険 |
水深は、流れの強さや、足元の状態で、危険の程度が変わります。目安として、早めの避難に使います。
履物
政府広報オンラインの「こどもを連れた避難」の項には、雨具を着込み、荷物は背負うものだけにして両手の自由を確保すること、水が入ると歩行困難な長靴より、ひもで足元を固定できる運動靴やトレッキングシューズを推奨すること、が書かれています。
資料には、運動靴などをすすめる理由として、長靴は水が入ると歩行が困難になることが挙げられています。
国土交通省の資料には、避難するときは、動きやすい格好で、二人以上での行動を心がける、と書かれています。
浸水が引いたあとの片付けでは、厚生労働省の資料に、ゴム手袋・長靴、ゴーグル等を着用して作業する、と書かれています。くわしくは、浸水した家の片付けにあります。
歩くときの注意
- 避難中は、できるだけ浸水していない場所を歩く。途中で危険を感じたら、自宅の2階以上や、近所のビルに避難する(国土交通省)
- 浸水している場合は、下水道のマンホールや側溝などへの転落のおそれがあり、危険(国土交通省)
- 冠水した道路を歩くときは、水深が浅くても、ふたの外れたマンホールや側溝などが見えなくなることに注意する(政府広報オンライン)
- すでに浸水が始まって移動が危険なときは、自宅や近所のビルなど丈夫な建物の2階以上に避難する(政府広報オンライン)
- 大雨のときに、川や用水路の様子を見に行かない(国土交通省、政府広報オンライン)
避難のタイミングは、レベル4危険警報とは?にまとめています。
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